マヌエル・アルバレス・ブラボ【Photopoetry】

マヌエル・アルバレス・ブラボ (Manuel Alvarez Bravo 1902年 - 2002年)メキシコ出身の写真家です。メキシコ最初の主要な芸術的写真家であり、20世紀のラテンアメリカ写真史の中でも重要な人物の一人でもあります。
芸術家一家に生まれ、幼年期にはメキシコ革命が始まり自国の大きな変化を体験しています。父の死後には、働きながら夜間学校で会計士の勉強をしますが、後に芸術アカデミーのコースへと変更します。1923年にメキシコの写真家:Hugo Brehmeに出会い、1924年には初めて自身のカメラを購入しています。ディエゴ・リベラらの同国の芸術家などとも活動をともにし、キュビズムやシュルレアリスムなどにも影響を受けました。その後、メキシコの文化やアイデンティティに目を向け独自のドキュメンタリー写真やポートレートを制作します。1955年には、ニューヨーク近代美術館で開催された「Family of Man」展に出展。世界に知られる写真家となりました。

本書は、2008年に刊行されましたアルバレス・ブラボの約80年という長いキャリアの中から、376点の写真を厳選しまとめた一冊となります。その中には、本書で初めて紹介された20点の写真も含まれています。John Banville、Jean-Claude Lemagny、Carlos Fuentesniよるエッセイ3点と写真付きの年表なども掲載されています。見応え充分な一冊です。

出版社:  Chronicle Books
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 336ページ
サイズ:  26.7 x 28.7 cm
状態:   新品
その他:  図版376点

販売価格

5,500円(内税)

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