ジャン・ティンゲリー【Jean Tinguely】

ジャン・ティンゲリー(Jean Tinguely 1925年 - 1991年)スイス・フリブール出身の彫刻家・画家。キネティック・アートの代表的アーティストの一人でもあります。
幼少期に家族で同国・バーゼルに移り、そこで美術を学ぶ。この頃より、ダダイスムの影響を受けていたと言われている。1950年代には、フランスにて活動しニキ・ド・サンファルらと出会い(1971年にはニキ・ド・サンファルと結婚)戦後フランスでの美術運動の一つであるヌーヴォー・レアリスムのメンバーとしても活動。1959年に「メタメカニック」シリーズを発表。60年には、MOMAでの展覧会に参加。現在、スイス・バーゼルにはティンゲリー美術館、フランス・パルのポンピドゥーセンター横にニキ・ド・サンファルとの共同作品「噴水の劇場」がある。

本書は、2016年4月23日から8月14日にドイツ・デュッセルドルフのKunstpalast Dusseldorfと同年10月1日から2017年3月5日にオランダ・アムステルダムのStedelijk Museumで開催の展覧会の為に刊行された書籍になります。
ティンゲリーのダダイスムに覆われた「メタメカニック」のシリーズなどは、そのユーモアやアイロニーの部分でよく知られており、ティンゲリーの代表的作品ともなっていますが、本書では、さらに局所的に重要な部分を理論的・学術的な側面から解説されています。また、このような観点からティンゲリー作品を取り上げ出版物は本書が初めてとなります。ドローイングや記録写真など図版416点が掲載され、大変見応えある書籍となっています。

出版社:  Walther Koning
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 248ページ
サイズ:  34 x 24.5 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版416点

販売価格

4,500円(内税)

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