シグマー・ポルケ【The Multiplication of Humor】

シグマー・ポルケ(Sigmar Polke 1941年 - 2010年)旧東ドイツ・シュレージェン地方出身の画家です。53年にデュッセルドルフに移住し、61年−67年デュッセルドルフ美術アカデミーにて学びます。60年代後半よりドイツで起こったアメリカのポップ・アートに影響を受けたジャーマン・ポップの代表作家として注目を浴びます。網点ドットによる絵画、カンヴァスの代わりにプリント生地や透明な支持体に描いた絵画、そしてフルクサスのように美術と日常の境界を行き来するような作品を制作します。63年には、同国を代表する画家ゲルハルト・リヒターらと共に”資本主義リアリズム”を標榜。1986年のヴェネチア・ビエンナーレでは、金獅子賞を受賞しています。2002年には、第14回高松宮殿下記念世界文化賞(絵画部門)を受賞。

本書は、2013年3月17日から7月1日にドイツ・ジーゲンのMuseum fur Gegenwartskunst、2014年1月31日から5月4日までフランス・トゥールーズのLes Abattoirsにて開催された展覧会の際、刊行された書籍になります。
この展覧会並びに本書には、Ciesielski Collectionによって集められたポルケの1963年から2009年に制作の作品が紹介されています。年代順に掲載された作品には、それぞれ詳細なテキストと論考が付け加えられています。論考には、専門家だけではなく、作品にゆかりのある人物からのテキストなども添えられています。作品は、マルチプル、写真、版画、本、ドローイング、など多様です。読み物としても楽しい書籍です。

出版社:  Snoeck
タイプ:  ハードカバー
言語:   ドイツ語、フランス語、英語
ページ数: 176ページ
サイズ:  32 x 23.8 cm
状態:   新品

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4,100円(内税)

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