ロバート・スミッソン【Robert Smithson】

ロバート・スミッソン(Robert Smithson, 1938 - 1973年)は、アメリカ合衆国ニュージャージー州生まれの現代アーティストです。
ニューヨークで絵画を学び、イラストレーター等の仕事で活動した後、1964年にミニマルアートの流れを受けてガラス板やネオン管を使用した作品を発表します。その後、サイト・スペシフィシティ(場所固有であること)など、アート作品とその環境の関係を思考し、地球環境にまで表現方法を広げる『ランド・アート』と呼ばれる現代アートの潮流にかかわります。ユタ州・グレートソルトレイクに大きな螺旋の堤防を築いた作品『スパイラル・ジェッティ(1970)』は現在も高く評価されています。

本書は、代表作の、湖に浮かぶ大きな螺旋「スパイラル・ジェティ」はもちろん、スミッソンの初期のポップなイラスト作品から、鏡と砂・石を使った彫刻「Nonsite」まで幅広く扱っています。
他にも、彼のプロジェクトをたくさんの記録写真と設計図、ドローイングで紹介しています。
スミッソンは批評家・理論家としても知られており、初期に画家としてスタートしつつも、スパイラル・ジェティのように地球環境にまで表現方法を変化させていくまでには、深い思索があったようです。

出版社:  Museum of Contemporary Art, Los Angeles
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 280ページ
サイズ:  28 x 23.5cm
状態:   新刊

販売価格

5,300円(内税)

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