カーステン・ヘラー【SOMA】

カーステン・ヘラー(1961年生まれ)ブリュッセルで生まれ、現在はストックホルムに在住しています。ドイツにて農業工学を学び、その後昆虫のコミニケーションの研究を行なっています。その後89年よりアーティストとして活動を始めます。この書籍は、「SOMA」という展覧会の解説書籍です。この展示は、2011年にドイツのハンブルガ−バーンホフ現代美術館(ベルリン)にて行われました。「SOMA」(ソーマ)とは、インドの神話に登場する神々の飲料です。植物の液汁と考えられていますが、植物学上の同定は困難とされています。2世紀中の北インドの遊牧民のヴェーダによって作られた癒しの飲み物「SOMA」。2つに分けられた柵、どちらかの柵の動物に文献から読み取り作られた「SOMA」が与えられています。どちらに与えられているかは、提示されておらず、見る側は、鋭い洞察力を強いられます。この材料の一つとして、ベニテングダケが研究者より与えられ、このどくどくしい色のきのこも、会場には展示されており異様な雰囲気が漂います。この解説書には、18世紀からのこの「SOMA」に関する文献も添えられています。

出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語、ドイツ語
ページ数: 128ページ
サイズ:  24 x 17 cm
状態:   新刊

販売価格

1,900円(内税)

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