ヨハン・ヴァン・デル・クーケン【Paris Mortel Retouche】

ヨハン・ヴァン・デル・クーケン(Johan van der Keuken, 1938 - 2001)は、オランダの映像作家、作家、写真家です。
1956〜1958年の間、パリの映画学校にて学んだ後、オランダの雑誌にて映画批評の仕事を数年間行っています。その後は、オランダに留まらず世界を旅して、映像制作や写真撮影に取り組み、彼の映像作品はオランダの報道番組として放送されました。
1955年以降40年以上に渡って、55点のドキュメンタリー・フィルムを制作し、数々の賞を受賞している他、9冊の写真や映像作品の書籍を出版しています。

ヴァン・デル・クーケンは、パリ時代(1956〜1958年)に1000枚に及ぶ写真を撮影しています。1963年にそれらの写真の中からセレクトし、「Paris mortel」と題する写真集を出版します。本書は、その「Paris mortel」の制作過程をドキュメントする1冊になります。
ヴァン・デル・クーケンは「Paris mortel」の制作にあたり、検討と変更を重ねながら様々なバージョンを作成しており、本書の最後には、出版される直線の最終バージョンのファクシミリが収録されています。それを見ると、最終バージョンからもさらに64ページ・80枚の写真が削除されているなどの大きな変更がなされたことが分かります。
若き旅人としてのヴァン・デル・クーケンがパリを見つめたまなざしだけでなく、熟考された編集過程を、オリジナルには未収録の写真85点とともにご覧頂ける1冊となっています。


出版社:  Van Zoetendaal Publishers
タイプ:  ペーパーバック
言語:   フランス語/英語
ページ数: 188ページ
サイズ:  26 x 18.5 cm
状態:   新刊
刊行年:  2013年
ISBN:   9789072532213

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