リチャード・ディーベンコーン【Richard Diebenkorn 】

リチャード・ディーベンコーン(Richard Diebenkorn 1922 - 1993年)アメリカ合衆国・オレゴン州出身の芸術家。初期作品は、抽象表現主義と1950年代から1960年代のサンフランシスコベイエリアを中心とするベイエリア・フィギラティブ・ムーブメントとして取り上げられる。1960年後半からは、幾何学的で叙事詩的な風景を直線的にしたような抽象画のシリーズを制作し始める。画面構成を強く意識した風景画や人物画へと作風をかえていきます(この作風の変化はマティスからの影響といわれています)。Ocean Park シリーズは、世界的な評価を得る。現在も尚、世界中に多くの人々を魅了している。

本書は、作品のスタイルや主題において常に変化を続け、40年にわたって注目すべき作品を生み出した、ディーベンコーンのキャリアを探求する一冊となります。
「アメリカ抽象表現主義の影響が強く見られる1950年代初頭の作品」、「再度人物画に注目した1967年以前の作品」、「大きな評価を得たオーシャン・パーク・シリーズに代表される抽象絵画作品」の3つに大きく分けられており、「The Albuquerque series 1950 - 52」「Early years 1946年〜」「Drawing」「Albuquerque and Uebana 1950 - 53」「Berkeley 1953 - 66」「Ocean Park 1967 - 88」のシリーズを収録しています。
また、ペインティングだけでなくドローイングなど紙に描かれた作品、アトリエや制作風景の写真が収められ、1950年代以前から1967年の抽象絵画全盛期に至るまでの絵画のスタイルやテーマの変遷を幅広くご覧頂ける書籍となっています。


出版社:  Royal Academy of Arts
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 192ページ
サイズ:  29 x 23 cm
状態:   新品
その他:  カラー図版150点

販売価格

6,300円(内税)

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