テリー・ウィンタース【Das Kabinett des Malers】

テリー・ウィンタース(Terry Winters, 1949 - )ニューヨーク生まれ、ニューヨークのプラット・インスティテュートにて美術を学び、現在も同地に在住、活動を続けているアーティストです。1980年以降、アメリカ国内だけでなく世界各国の美術館やギャラリーで作品を発表。植物の細胞・胞子・種子に触発されたイメージを始めとする生物学的な生成過程や、科学的・数学的な分野、情報技術によるインタラクションや人間精神など様々な分野からインスピレーションを得ながら、線やドットが生み出す複雑なパターンによって、抽象表現の概念を押し広げる作品を制作しています。

本書は、2016年3月11日から8月21日にオーストリア・グラーツのUniversalmuseum Joanneで開催された展覧会を機に刊行された書籍になります。「The Painter’s Cabinet Terry Winters’ Dialogue with Nature」と題された本展覧会では、Universalmuseum Joanneの自然史コレクションの中から選ばれた標本とともに、ウィンタースのペインティング、ドローイング、プリント(ウィンタースのPinterestをプリントしたもの)が展示され、それぞれが視覚的なネットワークを提供し、ウィンタースの抽象的な作品を探求するような形式となっています。
植物学にインスパイアされながら、生物学的なプロセスや数学的システムを取り入れたウィンタースの制作を垣間見ることのできる一冊です。
約80点のカラー図版とKenneth Goldsmith、Peter Pakesch、Ferdinand Schmatzによるエッセイを収録。

出版社:  Kunsthaus Graz
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語、ドイツ語
ページ数: 152ページ
サイズ:  28 x 22 cm
状態:   新品
その他:  カラー図版約80点

販売価格

3,800円(内税)

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