ジェイソン・ローデス【Four Roads】

ジェイソン・ローデス(Jason Rhoades, 1965 - 2006)は、大掛かりなインスタレーション、イベントなどで知られ、大きな影響力を持ちながらも41歳の若さで突然亡くなった、アメリカ合衆国のアーティスト。UCLA等でアートを学び、在学中の1993年より北米とヨーロッパを中心に個展を行っています。
ネオン管や配線のコード、工事現場のような金属管やロープ、合板等を使って組み上げられ、あらゆる物が散乱する大胆なインスタレーションによって、彫刻の既成概念を打ち砕く作品を制作します。身の回りのあらゆる物を作品へ持ち込むという現在の彫刻へ至る流れの、先駆的アーティストです。

本書は、ネオン、ラジオ、スモーク・リング、鉄道模型を使用した、ローデスの4つの大規模なインスタレーションを紹介する書籍になります。2014年にアメリカ・フィラデルフィアのInstitute of Contemporary Artで行われた展覧会に合わせて刊行されました。
アメリカよりもヨーロッパで先に知られるようになった彼の、アメリカでの調査に伴う本書では、展示されたインスタレーション作品に加え、ローデスの複雑な作品体系を理解するのに役立つ5つのエッセイと、1991年から2006年までの主要作品の紹介が収められています。
広い視野を持ち、野心的で大胆なローデス作品を、多くの作品資料とテキストで考察する一冊となっています。


出版社:  Prestel
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 200ページ
サイズ:  28 x 21.5 cm
状態:   新刊
図版:   カラー88点、白黒38点

販売価格

5,800円(内税)

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