サンドラ・カンタネン【More Landscapes】

サンドラ・カンタネン(Sandra Kantanen 1974年生まれ)フィンランド・ヘルシンキ出身のアーティストです。ヘルシンキで写真、ファイン・アートを学んだ後、北京で中国絵画を学んでいます。フィンランド、諸外国にて数多くの展覧会を行ない、ここ日本では、2008年青森県立現代美術館、2009年東京・資生堂ギャラリーにて展覧会を行なっています。2017年にはパリ・フォトにてカール・ラガーフェルドのセレクトを受けています。

写真と絵画を合わせ、中国の風景画から触発された空間性によって新しいビジュアル作品を制作するカンタネンは、森、花であふれた牧草地、湖などの写真をデジタル処理することによって、夢のようなイメージを作り上げます。
本書に収められて写真は、戦争中に地雷が埋められたフィンランド南部の森で撮影されています。その歴史を思い出させるように、カンタネンは撮影前に小さくカラフルな煙幕弾を投げ、その後モチーフはデジタル処理され、非常に繊細に処理された様々なレイヤーが作成されます。
写真の特性や風景の構築についての考察から、写真のイメージに独自の手法での介入を試みるカンタネン独自の世界観がご覧いただける作品集となっています。

出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 80ページ
サイズ:  28.5 x 24 cm
図版:   35点
状態:   新刊

販売価格

5,200円(内税)

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