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ミケル・バルセロ【Terramare】

ミケル・バルセロ（Miquel Barceló Artigues 1957年 - ）スペイン・マジョルカ島出身の芸術家。様々な素材を使用した物質性と、生命の根源的な記憶を感じさせる作品で知られ、現代のピカソとも称されるスペインを代表する画家・彫刻家。パルマの装飾芸術学校で学んだ後、1970年代に中頃にバルセロナに移り、素材を重ねたレイヤーによる独自の絵画スタイルに着手。1980年代から、長期間西アフリカを旅し強い影響を受けてた。1982年ドイツ・カッセルのドクメンタ7に参加し、国際的に知られる。また、先史時代の洞窟壁画に強い関心を寄せ、2000年以降は、パルマのサンティシモ礼拝堂の壁面を覆うテラコッタ作品、ジュネーブの国連施設の天井画など大規模なプロジェクトを手がけている。

本書は、フランス・アヴィニョンの3つの会場（教皇庁、プティ・パレ美術館、ランベール・コレクション）で開催された、彫刻と絵画作品の展覧会をまとめた一冊。至る所に配置された豊富な出品作品の図版だけでなく、マヨルカの美しい自然、テラコッタによる壁画を手がけたパルマのサンティシモ礼拝堂、バルセロのスタジオや制作中の風景などを、作品の細部の拡大写真と共に紹介しています。
また、バルセロが大きな影響を受けた、クアトロチェント（15世紀の美術）とゴシックの作品のコレクションを美しい印刷で収録し、バルセロ作品を様々な視点で紹介する大変見ごたえのある作品集となっています。


出版社：　　Actes Sud
タイプ：　 ハードカバー
言語：　　　英語
ページ数：　370ページ
サイズ：　　28.8 x 23 cm
状態：　　　新刊

販売価格

5,500円(内税)
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