マーティン・ピューライヤー【Liberty】

マーティン・ピューライヤー(Martin Puryear 1941年 - )アメリカ合衆国・ワシントン出身の彫刻家。伝統工芸へ尽くす芸術家として知られ、還元的な手法ともの思わしげなアプローチの木と青銅で制作された詩的な彫刻作品で知られています。若い頃より、伝統的な工芸方法を模索し、道具やボート、楽器や家具を制作。1963年にはThe Catholic University of Americaの美術にて学士号を取得。シエラレオネにて平和部隊のボランティアとして参加時に工芸技術を学ぶ。1966年じゃら1968年いは、スウェーデン・ストックホルムのThe Royal Swedish Academy of Arts、その後Yale Universityにて彫刻を学んだ。MFAを取得後は、ナシュビルやカレッジパークにて教鞭を執る。1989年にはホイットニービエンナーレに参加、1982年にはフェロシップで日本に訪れ、建築と庭園の設計をリサーチした。2007年には、米国芸術文化アカデミーの彫刻金賞を受賞。国立芸術勲章も授与されている。第58回ヴェネチアビエンナーレのアメリカ合衆国パビリオンで展示。

本書は、2019年5月11日から11月24日までイタリア・ヴェネチアで開催された第58回ヴェネチアビエンナーレでの展示を機に刊行された書籍です。50年以上に渡って、民主主義やアイデンティティ、自由といった主題に永続的なアプローチを続けてきたマーティン・ピューライヤー。「象徴」とは何か、人間にとって重要なテーマである「自由」とは何か、独創性と確実性を用いたピューラーヤーの彫刻作品から、アーティストはそれをどう扱うのか学ぶことができます。書籍には、ビエンナーレのために制作された新作を中心に、記念碑的な屋外彫刻やドローイングイラストを掲載、またDarby English、Tobi Haslett、Brooke Kamin Rapaport、Anne M.Wagnerによるエッセイを収録。

出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 160ページ
サイズ:  22.5 x 29.1 cm
状態:   新刊
その他:  図版118点
刊行年:  2019年
ISBN:   9783775746212

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