【The Image of Things: Still-life Paintings 1500-1800】

本書は、2009年3月20日から8月17日までドイツ・フランクフルトのStadel Museum, Frankfurt am Mainと2008年9月7日から2009年1月4日までスイス・バーゼルのKunstmuseum Baselにて開催された展覧会を機に刊行された書籍です。
絵画の永続的なジャンルの中で「静物画」は、優れた画家が挑戦する最も勇敢な機会かもしれません。それは、色、質感、光の配置の芸術として、絵画そのものに最も近いからです。花びらに光る雫、ガラスのゴブレットや銀のさらに歪んだ光の反射、中国の磁器に盛られた砂糖菓子、毛皮、布、金属、骨のテクスチャーなどのオブジェクトを表現するには、技能だけでなくモノの本質への本能も必要です。例えば、フランスの画家ジャン・シメオン・シャルダンはこの点で非常に才能があります。技能だけではいけないことを、彼はテクニックについて尋ねられた際に「色を使用しているが、感情で描く」と説明をしました。頭蓋骨に落ちた花びらなどの品目に付随する明白な象徴性を覗いて、鑑賞者にとって生物は芸術理論の広範な勉学は必要ありません。本書では、1500年から1800年の生物画を特集し、ヤン・ブリューゲル・ザ・エルダー、ゲオルグ・フレーゲル、セバスティアン・ストッスコップフ、ヤン・ダヴィス・デ・ヘーム、アブラハム・ミグノン、ジャン・シメオン・シャルダンなど、ドイツ、オランダ、フランドル地方、フランスの静物画の巨匠らの作品を約250点の図版で掲載。

※こちらは、新古品となります。表紙カバーにスレがあり、内部にも少しヤケがございます。また、版元にて全般の為、レア本扱いとなります。
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出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 368ページ
サイズ:  30.6 x 24.7 cm
状態:   新古品
その他:  図版246点

販売価格

7,800円(内税)

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