皆さんは、古代エジプト人が、初めて合成色を作成したことや、最も高貴な紫色が、捕食性ある海の巻貝から作られていることをご存知ですか?歴史を振り返ってみると、芸術家の使用する顔料は、中毒性や殺傷性のある金属や、有毒な鉱物、尿、牛の糞、さらには砕いた昆虫から作られてきました。
カブトムシの粉砕や動物の骨を燃焼させたものから錬金術や偶然出来上がったものまで、本書では、歴史上、最も鮮やかな色の顔料の背景にある、起源とも言える50の物語を明らかにしました。古代世界から現代の技術の飛躍に至るまで、これは芸術家、歴史愛好家、科学愛好家、そして熱狂的なデザイン愛好家のための一冊です。
出版社: Thames and Hudson
タイプ: ペーパーバック
言語: 英語
ページ数: 240ページ
サイズ: 22 x 16.5 cm
状態: 新刊
刊行年: 2020年
ISBN: 9781760761219