マーカス・ウールン【Markus Oehlen - 2009-2019】

マーカス・ウールン(Markus Oehlen 1956年 - )ドイツ・クレーフェルト出身の芸術家。1970年代から1980年代には、マルティン・キッペンベルガーやマーカス・ルペッツ、弟であるアルベルト・ウールンらと共にデュッセルドルフの新表現主義の芸術運動Neue Wilde(Junge Wildeと称されることもある)を引率した。絵画、彫刻、音楽を手掛ける。特に、ミニマリズムに反したパンクスタイルを使用し、本能に基づいた野生、自発、脅迫、官能などを身振りで強調するスタイルをとる。2002年より、ミュンヘンのAcademy of Fine Arts, Munichにて教鞭を執る。1993年のニューヨーク近代美術館「Projects 39」での展示を始め、国外でも展示を行う。

本書は、過去10年の間に制作された作品に焦点が当てられています。この間、彼のスタイルにデジタル要素と伝統的な要素を取り入れ、一貫した万華鏡のようなコラージュを更に発展させています。従来のジャンルからは逸脱し、オプアートの傾向さえ見受けられる、ネオンの層も使用しています。それは、非常に質感のある、精神を屈めるようなパターンです。彼の初期作品は、本能に基づいた身ぶりで、明らかに無秩序な構成でしたが、後の作品は少し抑制されていますが、ポップカルチャーへの言及や目を引くカラフルなパレットは健在です。

出版社:  Kerber
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 176ページ
サイズ:  30 x 24 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版90点
刊行年:  2020年
ISBN:   9783735606686

販売価格

6,380円(内税)

購入数



新入荷!