ミヒャエル・ボレマンス【The Badger’s Song (Series 2013-2020)】

ミヒャエル・ボレマンス(Michael Borremans, 1963年 - )ベルギー・ゲラールスベルゲン出身の芸術家。現在は、同国ゲントを拠点に活動している。1990年代後半より世界的な注目される。非現実的な構図は、絵画・ドローイング・彫刻・フィルムという異なったメディアで展開され、見るものに「奇妙な感覚」と「不安定な美の感覚」を与える。彼の絵画技術は、18世紀の画家マネやドガ、そしてスペインの巨匠ベラスケスが引き合いに出される。ここ日本では、2008年ギャラリー小柳にて展覧会が開催。2011年には、横浜トリエンナーレ出展。2014年1月から3月にかけて、東京・原美術館/ギャラリー小柳にて展覧会。2020年9月19日から2021年2月28日には、金沢21世紀美術館にて、オランダの芸術家マーク・マンダースとの二人展を開催。

本書は、2020年冬に刊行されたミヒャエル・ボレマンスの作品集です。2013年以降から2020年までに制作された絵画作品をご覧いただけます。ボレマンスの絵画、ドローイング、映像は、曖昧さと矛盾を特徴としながら、技術的な妙技により一見は馴染みあるシーンのような場面を作り上げます。しかしながら、これらをよく見ると「破壊」の影響、ブラックユーモアや暴力、不条理に美しさを互いに組み合わせ、被写体のいる時間や空間の曖昧さを感じます。
書籍内には、「Black Mold」、「Fire from the Sun」、「Girl with Hands」など異なる7つのシリーズが掲載され、これらの作品のほとんどは本書が刊行されるまでまとめてご覧いただけることはできませんでした。38cm×27.5cmの見応えあるサイズの書籍です。


出版社:  Walter Koenig
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 176ページ
サイズ:  38 x 27.5 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版750点

販売価格

9,350円(内税)

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