ヤニス・クネリス【Jannis Kounellis】

ヤニス・クネリス(Jannis Kounellis 1936年 - 2017年)ギリシャ出身の芸術家。アルテ・ポーヴェラを代表する作家の一人でもある。1956年以降、ローマに移り同都市を中心に活動した。ローマ美術アカデミーにて絵画を学び、1960年にローマで初個展を開催。初期の作品は、絵画・版画作品で数字、手紙、言語、標識などを用いた。同年中、そこに彫刻的な要素を取り入れた作品を展開し始める。1967年、キュレータージェルマーノ・チェランによって提唱されたアルテ・ポーヴェラに参加。生き物を使用した作品を早期に展開し代表作となった(ローマ「無題」(1969))。また、アルテ・ポーヴェラの特徴的素材である新聞、石、木材、ロープなども使用している。抽象性を用いて素材の物理的実存性や空間・環境的な作用をより奇抜な方法をもちいて可視化させた。旅好きなクネリスは、作品のアイデアは、旅で得た経験からのものだと語っている。

本書は、2016年3月11日から5月1日まで、フランスのThe Monnaie de Parisでの展覧会を機に刊行されました。
2016年のThe Monnaie de Parisの展示に足を踏み入れた人々は、息を呑むでしょう。アルテ・ポーヴェラの代表する芸術家の一人ヤニス・クネリスは、フランスの造幣局であったThe Monnaie de Parisの由緒あるホールのために、まったく新しい作品を制作しました。彼の今までの作品と同様に、最初に空間、そしてそれを埋めるためにアイデアが続いていきます。この活気に満ちた芸術が形作られ、空間が作品を発展させそして完成へと促します。クネリスの亡くなる前年の貴重な展覧会をまとめた一冊。

※こちらの書籍は、新古品となります。
 目立った傷等はございませんが、お気になられる方は、ご注意下さいませ。


出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語、ドイツ語
ページ数: 64ページ
サイズ:  28.5x 21.5 cm
状態:   新古品
その他:  図版47点

販売価格

3,500円(内税)

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