ゲルハルト・リヒター【Hubertus Butin - Zu Richters Oktober-Bildern】

ゲルハルト・リヒター(Gerhard Richter 1932年 - )ドイツ・ドレスデン出身の画家。現代美術・現代絵画において世界で最も重要な一人であり、ドイツ最高峰の画家として知られる。写実的、抽象的な絵画、写真、ガラスの作品を制作。広告、舞台装置の画家見習いとして働き、のちにDresden Academy of Fine Artsにて学ぶ。1948年、ツィッタウの職業高を卒業、1949年から1951年まで、標識画家の見習いとして働きながら、画家を、目指す。1950年に、Dresden Academy of Fine Artsでの研究申請を行うが、あまりにもブルジョア的であるとして却下される。1951年より勉強を再開する。1961年、ベルリンの壁によりドイツが東西に分断される直前に、妻とともに西ドイツに回り、デュッセルドルフ美術アカデミーに入学する。後には、同校で教鞭を執る。今日も、表現方法が多様化する現代美術の中で、絵画の可能性を追求し勢力的に活動を続けているアーティストです。

1988年3月から11月に制作された、警察や報道機関の赤軍派(RAF)の写真から描かれた15枚の絵画で構成された「October」シリーズ。リヒターは、何100枚もの写真の中から、12のモチーフを選択しました。ウルリケ・マインホフ、アンドレアス・バーダー、グドルン・エンスリン、ホルガー・マインスなどが、識別は困難なように描かれています。発表当時には、物議を醸した作品でもあります。
本書では、この一連の作品をさらにリサーチし、結果を文書化しまとめました。

※こちらの書籍は、刊行より年月が経っており経年劣化が少々ある為、新古品扱いとなっています。

出版社:  Walther Konig
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
ページ数: 64ページ
サイズ:  24 x 18.5 cm
状態:   新古品
刊行日: 1991年
ISBN:   9783883751412

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3,740円(内税)

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