ピーター・アーネル(Peter Arnell 1958年 - )アメリカ合衆国・ニューヨーク州出身のデザイナー、ブランディングディレクター、作家、写真家。Arnel Groupの創設者。
クライスラー、ペプシ、リーボック、ダナ・キャラン、ユニリーバーなどの企業製品のブランディング、キャンペーンなどで知られ、建築理論や美術史についても幅広く執筆している。
Rizzoli International Publicationの現代建築、アート、写真に関する20冊以上の書籍のデザインや編集を行う前には、Robert A.M. and Michael Grabesに勤務。1980年にArnel/Bickfordを設立。


40年以上のキャリアを通じて、ピーター・アーネルは、世界で最も有名な多くのブランドへ画期的な製品を生み出し、比類のない評価を築いてきました。
ブランド構築に対する彼のユニークな学際的なアプローチは、グラフィックデザイン、インダストリアルデザイン、自動車デザイン、建築、写真、映画制作などを結びつけ、永続的なブランドの価値の創造を邁進する総合的なソリューションを生み出しています。
そして、写真家でもあるアーネルの作品は、数多くのファッションやライフスタイルを提案するブランドに商業的に登場し、美術作品として世界中のグループ展や個展に出品されています。ヴォーグ誌では、「革新的で大胆かつ華麗」と評され、Andre Leonからは「力強く、例外的で邁進力がある」と評されています。iD Magazineでは、彼を”第一人者であり天才”と呼び、Newsweekは、”私たちの時代の偉大なブランドインプレサリオの一人”と宣言しています。Martha Stewartは、「ピーターが10年ですることを、一生のうちに出来る人はほとんどいない」と称賛し、Advertising Ageは、「アーネルは、次世代を築く手助けをしてくれる」と宣言しています。2002年には、Richard Saul Wurmanの毎年恒例のWho’s Really Whoリストで、アメリカで最もクリエイティブな1000人の一人にも選ばれました。クライスラーとホーム・デポの両方でチーフイノベーションオフィサーを務め、10年以上に渡ってスペシャルオリンピックの理事を務めてきました。
この美しく概念化され、豊富に図解された2巻組の本書は、40年以上にわたる弛まぬ革新の成果であり、優れた創造性と非常に多様な作品を掲載しています。Samsung、Chanel、Gucci、DKNY、Pepsi、 Reebok、Chrysler、Nespresso、 the Special Olympicsなどのプロジェクト、Helmut Newton、Duane Michaels、Peter Lindbergh、Denis Piel、Lance Wyman、Paul Rand、Frank Gehry、David Hockney、Muhammad Ali、Tom Brady、Buzz Aldrin、Eunice Kennedy Shriver、 Lorne Michaels、Steven Spielberg、Jay-Zなどとのコラボレーション、そして、建築家フランク・ゲーリー、写真家ピーター・リンドバーグ、ニューヨークタイムズのジャーナリスト ミシェル・マリオットらによるテキストも収録されています。


出版社：　　Hatje Cantz
タイプ：　　ハードカバー
言語：　　　英語
ページ数：　848ページ
サイズ：　　30.5 x 21.2 cm
状態：　　　新品
その他：　　図版2600点、スリップケース入
刊行年：　　2022年
ISBN：　　 9783775746670