ニキ・ド・サンファル【The Retrospective】

ニキ・ド・サンファル( Niki de Saint Phalle 1930年 - 2002年)フランス・ヌイイ=シュル=セーヌ出身の芸術家。アートセラピーとして絵画を描き始め、絵画、彫刻などを制作した。1960年のレスタニの宣言により「ヌーヴォー・レアリスム」が提唱され参加。アッサンブラージュ作品「射撃絵画(ティール)」や大作「磔刑」を制作。この制作に続き、友人の妊婦からインスパイアを得た「ナナ」を制作。この作品は、シリーズ化され、代表作となった。その後は、絵画、彫刻のみならず、映像作品や版画、アーティストブックなども制作。スイス・チューリッヒ中央駅やポンピドゥセンター横では、パブリック彫刻作品が現在も見ることができる。

本書は、2022年2月22日から2023年8月1日にスイス・チューリッヒのKunsthaus Zurichと2023年3月2日から5月21日にドイツ・フランクフルトのSchirm Kunstalleで開催の展覧会を機に刊行されました。
ド・サンファルのカラフルな女性の彫刻”ナナ”は、アートの世界を超えて国際的な成功の基礎を築きました。しかし、独自の創造的な領域ははるかに広く、彼女の型破りな作品は、絵画やドローインング、パーフォーマンス、演劇、映画、建築などは、私たちが想像するよりも遥かに破壊的て社会に対して批判的です。
自身の経験を処理する行為を基に、社会や政治的な問題に取り組み、これまでにないほど「現在」に関連する方法で、期間やロールモデルに対する批判的な疑問を投げかけました。
この書籍では、並外れた個性に新たな光を当て、驚異的なエキセントリックさと感情的で、暗くて、時には残忍で、ユーモラスで陽気な作品を紹介しています。

出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
サイズ:  29 x 23.5 cm
ページ数: 240ページ
状態:   新品
その他:  カラー図版195点
刊行年:  2022年
ISBN:   9783775753005

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8,250円(内税)

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