アウトサイダー・アートとは、独学の孤立者、訓練を受けていない先見者、スピリチャリスト、民族芸術家、精神病患者、囚人など、社会とアートの市場に課せられたマージンを超えて制作された作品です。

1972年にイギリスのロジャー・カーディナルが、ジャン・デュビュッフェの「アール・ブリュット」などの概念をさらに拡張し造った言葉です。当初は、明確に西洋の現象を定義すると見なされていたこの用語は、世界中で制作された多種多様な作品を包含するようになりました。

本書は、このたび大幅に改訂され、グバールな実践者をより広くカバーしています。Colin Rhodesは、アウトサイダー・アートの歴史と受容を概観し、主要な人物や近年注目される芸術家の両方の業績に新鮮な洞察を提供しています。ネック・チャッド、アロイーズ・コルバス、ヘンリー・ダーガー、マッジ・ギル、アドルフ・ヴェルフリなど広く知られている有名な芸術家から、ノヴィアディ・アンカサプラ、マリーリア・ペロシ、澤田真一など現代の芸術家まで、自身のビジョンで表現することを追求する作品を紹介します。

出版社：　　Thames & Hudson
タイプ：　　ペーパーバック
言語：　　　英語
サイズ：　　21 x 15 cm
状態：　　　新品
ページ数：　288ページ
その他：　　図版200点、新版
刊行年：　　2022年
ISBN：　　 9780500204863