チョン・サンファ【Excavation, 1964-78】

チョン・サンファ(Chung Sang-Hwa 1932年)韓国・ヨンドク出身の芸術家。韓国モダニズム絵画及び韓国単色画(ダンセッファ)の主要な作家の一人でもある。絵画、版画などの作品を制作。
College of Fine Arts in Seoulにて絵画を学び1956年にBFAを取得、1967年に渡仏。1969年から約9年間、日本の神戸にて活動を行う。70年代から90年代には、日本でも紹介され、ミニマルで繊細な美しさの有した抽象画は、両国の東洋美術の発展に尽力した。2015年に開催されたヴェネチアでの単色画の展示を皮切りに、世界での評価も高まった。

本書は、戦後の韓国の芸術において新たなアプローチを行い、単色画(ダンセッファ)の中心人物でもある、チョン・サンファの1964年から1978年の作品を紹介した一冊です。
”Dansaekhwa(ダンセッファ)”は、”Monochrome painting”と翻訳されますが、集約的なプロセスや反復的なジェスチャーや還元的な美学によって特徴づけられます。サンファの作品も、キャンバスに絵の具を塗り重ね、また剥がすというプロセスで、多層的で触覚意的な単色の表面を生み出します。書籍では、特に重要な時代の作品を紹介、また芸術家へのインタビューといくつかのエッセイを収録。

出版社:  Dominique Levy Galley
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:  25,9 x 20.3 cm
ページ数: 76ページ
状態:   新品
刊行年:  2021年
ISBN:   9781944379339

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