【Garden Futures - Designing with Nature】

デレク・ジャーマンからピエト・オードルフまで、アーバンファーミングからバーティカルガーデンまで、アントロポセンの未来への実験室としてのガーデニング。

”庭”は、レジャー、幸福、生産の場所です。そして、それはアイデンティティ、夢、ビジョンを反映するものでもあります。文化に深く根差した”庭”は、計り知れない象徴的な可能性を秘めています。
近年の復活している園芸は、私たちが未来を創造したり解決策を見出す場所としてよりも、ロマンチックな避難場所としての”庭”に焦点が当てられています。
アーバンファーム、バーティカルガーデン、その他の芸術/建築/都市計画における革新的なプロジェクトは、現代の庭が控えめな隠れ家ではなく、社会的そして生態学的に何らかの意味を持つ先駆的な探求であることを示しています。
ここでは庭とその設計が、私達と自然の関係にどのように関連しているのか調査しています。現代の庭の起源の背後にある歴史を探り、過去の起源を再確認し、未来への架け橋を築いていきます。デレク・ジャーマンやピエト・オードルフなどの画期的な作品を素晴らしい写真で紹介。また、著名な作家による評論では、完璧な芝生からユビキタスな園芸植物や植民地時代のルーツまで、従来の理想に疑問を投げかけます。また、芸術家や庭師は、生態学、気候変動、食糧危機などを学ぶ学習的な場としての庭を紹介。デイジー・ギンズバーグ、Salmon Creek Farm、Ecologic Studioは、実験的なプロジェクト立ち上げ、新しい姿勢やアプローチを行なっています。アントロポセンの時代に必要な”庭”についての新たな思案や考査をまとめた一冊。

出版社:  Vitra Design Museum
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:  29 x 24.5 cm
状態:   新品
ページ数: 220ページ
その他:  カラー図版200点
刊行年:  2023年
ISBN:   9783945852538

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