ファブリス・イベール【The Valley】

ファブリス・イベール(Fabrice Hyber 1961年 - )フランス・ルソン出身の芸術家、詩人、起業家。自然、経済、商業、化学に関心を持ち、世界中の企業、科学者、研究所などの複数の分野と協力して、芸術作品を制作することを中心としたシステムを構築。絵画、彫刻、インスタレーションなどさまざまなメディアを往復しながら、干渉、相互作用、行動への影響を構想に取り入れた制作を行う。
1979年から1985年にThe Ecole des Beaux-Arts in Nantesにて学ぶ(以前は数学を学んでいた)。1981年に最初の絵画作品にて展覧会を自身でプロデュースした。1980年代の終わりには、アーティスト起業家という用語を導入し、1994年にアーティストと起業家間のプロジェクト制作と交流を促進することを目的としたUnlimited Respinsibility(UR)を設立。国内外で多くの活動を行なっており、1991年以降には、Homme de Bessinesという擬人化彫刻が、フランス国内外で浸透するなど、公共空間での活動も多数行っている。2002年から2005年には、The Ecole nationale superieure des Beaux-Arts, Parisにて教鞭を執る。2018年にはThe Academie des Beauz-Artsの会員に選出、また森林への活動が評価され、2021年には、フランス国立森林委員会の大使に任命されている。

本書は、2022年12月8日から2023年4月30日まで、フランス・パリのFoundation Cartier pour l’art contemporainにて開催の展覧会を機に刊行されました。
この展覧会は、カルティエ財団を中心に、あらゆる仮説とあらゆる形式の学習に開かれた学校と、イベールが展覧会のために特別に制作した15点の作品を含む計60点の絵画から成っています。
書籍には、イベールの制作した多数の絵画が掲載されています。また、1990年代に彼が故郷ヴァンデに種をまいた森や渓谷についても明らかにしています。今日、その場所は、それ自体が芸術作品となりました。
渓谷とイベールのスタジオの複数の写真、アーカイブ画像、テキスト、インタビューを通して、読者は彼の個人的な世界に飛び込むというユニークな機会を得ることができます。また、書籍にはQRコードが掲載されており、読み込むとイベールによる絵画紹介ビデオをご覧いただくことができます。
現代美術史家パスカル・ルソーや細菌学者オリビエ・シュワルツにテキスト、哲学者エマヌエーレ・コッチャとイベールの2つの対談も収録されています。

出版社:  Foundation Cartier pour l’art contemporain, Paris
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 248ページ
サイズ:  31.6 x 24 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版200点
刊行年:  2022年
ISBN:   9782869251762

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11,330円(内税)

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