【Drawing in the Present Tense】

先端技術によって映像/写真製作が加速する時代に、手で描くというゆっくりとしたプロセスにはどのような価値があると考えますか?

この書籍は、世界中の現代アーティストがドローイングを主体に取り組みようになった様々な方法を調査しています。ドローイングは、時に彼らの実践の唯一の要素であり、自律的なものです。別の、より実質的なメディアで目的を達成するための手段ではなく、ドローイング自体が目的となります。
ここで紹介される芸術作品は、従来のツールに限定されず、コンピューター、タブレット、スマートフォンなどで描かれたもの、デジタルドローイングの例も含まれます。それらは、別個のカテゴリーとしてではなく、ドローイングを描く一つのメディアとして取り扱われています。
抽象と具象、自然と人工、社会観察と批評など、特定のアプローチがテーマ別にグループで紹介され、各セクションには、エッセイと特集の見開きが添えられています。多様な背景と経験を持つ国際的な現代アーティストには、マイケル・アーミテージ、カミーユ・アンロ、ロバート・ロンゴ、エイミー・シルマン、カラ・ウォーカーなども掲載されています。アーティストのポートフォリオのような、視覚的な魅力と触覚的なフォーマットで美しくまとめられた今日のドローイングを紹介する一冊です。

出版社:  Thames & Hudson
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 280ページ
サイズ:  32 x 24 cm
状態:   新刊
その他:  図版281点
刊行年:  2023年
ISBN:   9780500294932

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7,645円(内税)

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