ラウル・デ・カイザー【Replay: Paintings 1964-2008】

ラウル・デ・カイザー(Raoul De Keyser 1930年 - 2012年)ベルギー・ダインゼ出身の芸術家。具象と抽象の間のような、独自の有機的な形へ洗練された絵画を制作。10代の頃より独学で絵を描き、1963年から1年間は絵画スクールに通う。その頃には、ロジャー・ラヴェール率いる「New Vision」の一員として活動。1970年頃より、油絵を描く。1960年以降から欧州にて展覧会に参加。1980年代後半より国際的に認知される。現在、作品は世界の主要な美術館に収蔵されている。

本書は、ラウル・デ・カイザーの約40年何冊のキャリアを辿る一冊です。
”画家の中の画家”と呼ばれるデ・カイザーは、1960年代よりヨーロッパ各地の展覧会に参加し、「New Vision」の一員として、初期のヨーロッパにおける抽象芸術の復活に携わりました。
彼の抽象化は、厳格さと優しさのバランスを持ち、カラーフィールドペインティングやミニマリズムをも思い起こさせます。主に、控えめなサイズのキャンバスを使用しますが、静かで構成的な緊張感と造形の柔らかさが組み合わされ、特別な親近感を醸し出しています。また、デ・カイザーは、リュック・タイマンスやレベッカ・モリス、トマ・アブツなど、新しい世代の芸術家にも大きな影響を与えています。

※こちらは、新古品となります。見開きページに汚れ(テープ跡)、内部端部分に薄い変色がございます。
状態画像←クリック頂きますとご覧いただけます。

出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 160ページ
サイズ:  24.2x 29.7 cm
状態:   新古品
その他:  カラー図版95点
刊行年:  2010年
ISBN:   9783775724890

販売価格

19,800円(内税)

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