アンリ・マティス【Matisse and the Sea】

アンリ・マティス(Henri Matisse 1869 - 1954年)フランス・ノール出身。フランスを代表する画家であり、20世紀を代表する芸術家。1981年にパリのAcademie Julian にて絵画を学び、その後ギュスターヴ・モローに個人指導を受けた。ゴッホやゴーギャンなど後期印象派からの影響も受け、自由な色彩表現を追求する。フォービズム(野獣派)と呼ばれた頃は、この時期である。やがて、線の単純化、色彩の純化に至り、切り絵作品などを制作する。晩年に手掛けた南仏の修道院の内装・上祭服のデザインは、マティス芸術の集大成とも言われています。

本書は、2024年2月17日から5月12日にアメリカ・ミズーリ州のSaint Louis Art Museumにて開催の展覧会を機に刊行されました。
この「Matisse and the Sea(マティスと海)」では、地中海、大西洋、太平洋の海岸沿いの作品を含め、モダニズムの芸術家アンリ・マティスのキャリア全体の海の影響を考察しています。
書籍では、様々なメディア(絵画、彫刻、切り絵、素描、版画、陶磁器、織物)を紹介し、特に象徴的な海岸画「亀と水浴びする人」の保存分析に、焦点を当てたエッセイも収録されています。
また、セザンヌからサハラ砂漠以南のアフリカ彫刻などが、この絵画に影響を与えたことにも触れています。

出版社:  Hirmer
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 224ページ
サイズ:  29 x 24 cm
状態:   新品
その他: カラー図版100点
刊行年:  2024年
ISBN:   9783777442693

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