カレル・マルテンス【Re-Printed Matter】

カレル・マルテンス(Karel Martens 1939年 - ) オランダのモオク・エン・ミッデラール出身のフリーランス・グラフィックデザイナー。マルテンスの多くの仕事は、ポスター、版画、編集と滝に渡ルガ、全てタイポグラフィに重点を置いています。常に言語、数字、色に魅了され、これら全ての興味をデザインに組み込む方法を見つけた。1961年にオランダ・アーネム芸術工芸大学卒業後、フリーのデザイナーとして活動を始める。主なクライアントとして、出版社などを持ち、書籍・印刷物・切手・テレフォンカード(オランダ郵政公社)などのデザインを手掛けた。また、クライアントとの仕事とは別に個人の研究や制作を熱心に行い、色彩効果を特徴とした印刷作品や立体作品などの製作も行っている。1977年より、教育機関でも教鞭を取り、1997年には「ヴェルクプラーツ・ティポグラフィ(WT)」を設立。2013年には東京のギンザグラフィックギャラリーにて展覧会が開催された。

カレル・マルテンスの作品は、近年デザインだけでなくアートの分野でも多くの注目を集めています。それらの作品は、私的で実験的でありながら同時に公的でもあるのです。数十年に渡る実践で、多くの書籍をデザインし、また切手や硬貨、看板などのデザインワークにも貢献しました。
彼のデザインは、紙と幾何学そして動力学的構造を組み合わせたもので、モノタイプ(Monotype)と言われる版画の手法も長年用いています。
本書は、1996年にハイネケン博士芸術賞を授与された際、Hyphen Press, London社より初版が刊行されました。今回は、近年多くのマルテンス書籍を刊行しているオランダ・アムステルダムのRoma Publicationsより更に10年分、約60年間にも及ぶマルテンス作品を紹介し、2019年新たに刊行されました。書籍デザインは、Jaap van Triestとカレル・マルテンスご本人。マルテンスファンには必須のおすすめ書籍です。


出版社:  Roma Publications
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
ページ数: 280ページ
サイズ:  23.2 x 17.3 cm
状態:   新刊

販売価格

6,300円(内税)

SOLD OUT



新入荷!