ヨーゼフ・ボイス【Joseph Beuys and Italy】

ヨーゼフ・ボイス(Joseph Beuys 1921年 - 1986年)旧西ドイツ出身の現代アーティスト。独自の理論に基づく彫刻、インスタレーション、ドローイングなどの作品を制作、1960年代に現代アート・グループである『フルクサス』と接触してからは、アクションと呼ばれるパフォーマンス作品を数多く発表した。70年代以降は、アンディ・ウォーホルと並ぶ現代アート界のスーパースターとして注目されただけでなく、「社会彫刻」という概念のもと、「国際自由大学」の設立、「緑の党」への関与などアートの領域を社会活動にまで広げ、その活動は常に賛否両論を巻き起こした。また、デュッセルドルフ芸術アカデミーのボイスの教室からは、ゲルハルト・リヒター、ジグマー・ポルケ、アンゼルム・キーファーなど、後のドイツ美術を代表するアーティストが生まれた他、現在のアーティストにも多大な影響を与えている。

弊店の【Specials:Joseph Beuys/ヨーゼフ・ボイス】でもご紹介しております。

2015年秋に刊行された本書は、これまであまり知られていなかった作品を紹介しています。特にボイスの生涯を通じて関係のあったイタリアについてです。最も有名なエディションと最後の大規模なインスタレーション”Palazzo Regale”が制作されたのはイタリアでした。ボイス自身が最も家にいるような感覚を持っていたのもイタリアであり、「社会彫刻」というアイデアはイタリアの人々の文化、歴史、ライフスタイルに最も反映されていると感じていました。書籍には、100点の展覧会、ドローイング、紙の作品、マルチプルとオブジェ、アーカイブフィルム、オーディオマテリアルを掲載した本書は、ボイスのイタリアの旅へと誘う一冊。

出版社:  Kerber
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 265ページ
サイズ:  21 x 17 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版76点、白黒図版86点

販売価格

5,000円(内税)

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