ヨーゼフ・ボイス【Beuys Laughing】

ヨーゼフ・ボイス(Joseph Beuys 1921年 - 1986年)旧西ドイツ出身の現代アーティスト。独自の理論に基づく彫刻、インスタレーション、ドローイングなどの作品を制作、1960年代に現代アート・グループである『フルクサス』と接触してからは、アクションと呼ばれるパフォーマンス作品を数多く発表した。70年代以降は、アンディ・ウォーホルと並ぶ現代アート界のスーパースターとして注目されただけでなく、「社会彫刻」という概念のもと、「国際自由大学」の設立、「緑の党」への関与などアートの領域を社会活動にまで広げ、その活動は常に賛否両論を巻き起こした。また、デュッセルドルフ芸術アカデミーのボイスの教室からは、ゲルハルト・リヒター、ジグマー・ポルケ、アンゼルム・キーファーなど、後のドイツ美術を代表するアーティストが生まれた他、現在のアーティストにも多大な影響を与えている。

弊店の【Specials:Joseph Beuys/ヨーゼフ・ボイス】でもご紹介しております。

こちらは、ドイツの出版社Steidl社より刊行されたヴァイナルレコード。長い間失われていたヨーゼフ・ボイスの20分のオーディオ作品の貴重な一枚です。
1974年初頭、ボイスとクラウス・シュテーク、ゲルハルト・シュタイデルは、ニューヨークからデュッセルドルフまでボーイング747に登場し、ボイスのアメリカツアーからの帰国の途についていました。このツアーをシュテークとシュタイデルは、ビデオ、写真、音声で記録していました。暇なフライトの中、3人は音声録音を聞き、そこでボイスは自分がどれだけ笑ったかに注目しました。「この笑い声を一つのシュールなトラックに編集してみたら?」と。そしてこのオーディオ作品は出来上がりました。
テープは、サインドエンジニアのSiegfried Schaferに託され、20分に編集され、ボイスはオーディオテープ版を発行しました。その後、マスターテープは46年間失われていましたが、2020年に発見されScaferとPauler Acousticsによってリマスターされました。それが、このヴァイナルレコード版です。限定2000部。


出版社:  Steidl
タイプ:  ヴァイナルレコード
言語:   英語
ページ数: 4ページ
サイズ:  25 x 25 cm
状態:   新刊
その他:  冊子付き、限定2000部

販売価格

3,900円(内税)

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