サリー・ガボリ【Sally Gabori】

サリー・ガボリ(Sally Gabori 1924年 - 2015年)オーストラリア・クイーンズランド出身の芸術家。オーストラリア大陸の先住民(Aboriginal Australian)の芸術家でもあり、81歳の時に自身の国を表現する抽象的な絵画をベンティック島の南側で描き始めた。2013年には、第55回ヴェネチアビエンナーレでオーストラリア館代表として参加、現在、作品は、フランス・パリのThe Musee du quai BranlyやオーストラリアのThe National Gallery of Australiaなどに収蔵されている。

本書は、2022年7月3日から11月6日までフランス・パリのFoundation Cartierにて開催された展覧会を機に刊行されました。この展覧会は、ヨーロッパで初めてのガボリの展覧会でもありました。
1924年ごろ、オーストラリア北部の人里離れたべティンク島に生まれた彼女は、1948年に近くのモーニントン島に避難するまで、アボリジニのカイアディルトコミュニティの一員として伝統的な生活を送っていました。彼女が最初に絵を描いたのは、2005年のことでした。2015年に亡くなるまでの10年間、彼女は自発的な創造性という新たな才能を受託し、驚くべき2000点以上の絵画を制作しました。
書籍では、30点の絵画作品を含む96点の作品を掲載しています。カイアディルトの研究者であり友人でもあるニコラス・エヴァンスとジュディスの貢献によって、ガボリのカラフルで抽象的な作品のさらなる発見へ誘います。また、寄稿文では、先住民の伝統の文脈から、彼女の実践について記述しています。


出版社:  Foundation Cartier
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:  30 x 28.5 cm
状態:   新品
ページ数: 268ページ
刊行年:  2022年
ISBN:   9782869251724

販売価格

10,670円(内税)

SOLD OUT



新入荷!