篠原一男【Kazuo Shinohara - The Umbrella House Project】

篠原一男(Kazuo Shinohara 1925年 - 2006年)日本・静岡県出身。戦後の日本を代表する建築家。
特に戦後の住宅建築に大きな影響を与えた。1947年に東京物理学校(現:東京理科大学)を卒業、建築を学ぶため、東京工業大学工学部建築学科に入学。清家清に師事。1970年には同大学にて教鞭を執る。住宅の他に、公共施設の設計も行った。

この上なく素晴らしいモダニズム作品、日本語の住宅図面と信心深い建築の物語。
1961年に東京で建設された「から傘の家」は、日本の建築家であり数学者でもある篠原一男氏によって設計された最小の住宅です。それから60年以上が経ち、幸運にもこの「から傘の家」を取り壊しから救い、新たな場所に移築することができました。今、この家は、ドイツのヴァイル・アム・ラインのVitra Design Museumにあります。
木造住宅の柱と梁の構造は、伝都的な日本家屋と寺院の建築を参考にしています。日本とヨーロッパの専門家が、東京側での解体とドイツ側での組み立てを監修しました。
本書では、1960年代の日本の建築設計と計画、解体と組み立てを記録した豪華な図版を掲載し、「から傘の家」の長い旅をまとめました。西沢立衛氏(SANNA)、奥山伸一氏、David・B・Stewartによるエッセイも収録されています。

出版社:  Vitra Design Museum
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:  25 x 18 cm
状態:   新品
ページ数: 120ページ
その他:  カラー図版50点、白黒図版25点
刊行年:  2023年
ISBN:   9783945852552

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6,490円(内税)

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