ヘンドリック=ニコラス・ウェルクマン【H.N.Werkman - Monographics】

ヘンドリック=ニコラス・ウェルクマン(Hendrik Nicolaas Werkman 1882年 - 1945年)オランダ・レーンス出身の芸術家/タイポグラファー、印刷業者。アーティストグループ「De Ploeg 」のメンバーの一人。前衛的な雑誌「The Next Call」を発行し、他のヨーロッパ諸国の芸術家らと交流を深めた。また、ハンドプレスによるユニークな効果を得るためにスタンピングするという新しい印刷方法を開発した。また、タイプライターを使用して抽象的なデザインを制作。1939年にアムステルダム国立美術館で開催されたOnze Kunst van Heden展に参加。第二次世界大戦下の1940年には、秘密裏に出版社De Blauwe Schuitを設立。1945年にゲシュタポにより逮捕され処刑された。
ゲシュタポによって、絵画や版画の多くは没収され、戦闘中の火事によって、その多くは失われた。

本書は、オランダの芸術家、デザイナー、版画家ヘンドリック=ニコラス・ウェルクマンの革新的な印刷技術と前衛的なタイポグラフィ作品、魅力的な人生について英語で刊行された最初の書籍です。1908年に最初の自身の版画工房を設立した頃から、版画による実験、そしてダダイストの詩やテキストなどがまとめられています。彼が呼んだ「Hot Printing」は、印刷機を使用せず、繰り返しデザイン要素を紙に直接追加していく技法です。作品の多くは、失われましたが、残っている作品位は、遊び心があり、大胆で、実験的で、グラフィックのビジョンがあります。書籍では、130点を超える図版で、このオランダデザイナーの物語を紹介しています。

出版社:  Yale University Press
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
サイズ:  23.7 x 19 cm
状態:   新品
ページ数: 112ページ
その他:  カラー図版135点
刊行年:  2004年
ISBN:   9780300102901

販売価格

2,420円(内税)

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