リー・フリードランダー【Apples and Olives】

リー・フリードランダー(Lee Friedlander 1934年 - )アメリカ合衆国出身の写真家。1960年代から35mmカメラを使用した白黒写真による作品を制作。1966年に企画された「コンテンポラリー・フォトグラファーズ展」(ジョージ・イーストマン・ハウス写真美術館)をきっかけに『ソーシャル・ランドスケープ』というドキュメンタリー・フォトの新しい流れを創り出す。そこには、ウォーカー・エバンズやロバート・フランクら以降のアメリカの新しいドキュメンタリー・フォトのスタイルがあった。アートに近いスナップ・フォトという形を創り出したと言える。一枚の写真に強く刻みこまれたメッセージ性の高い被写体はそこにはないが、彼の写真はいつも明瞭なテーマを伝えている。彼のテーマによって撮られ集められた写真は、繊細な表現を含みながら写真の可能性を十分に伝えものとなっている。

本書は、2005年にサンフランシスコとスウェーデンにて行われた展覧会時に同時刊行されました。りんごの木の写真は、全てニューヨークで撮られました。1997年、1999年、2000年、2002年、2003年、2004年のものです。
オリーブの木の写真は、フランスで1999年、イタリアで1997年と2004年に、そして2003年にスペインにて撮影されました。書籍の最初のページには、アメリカのりんごの起原、ヨーロッパにおけるオリーブの起原がそれぞれ明記されています。このとても明快な「Apples and Olives」というテーマで納められた写真集は、深く読むことも可能ですが一枚一枚を光を感じながら見ていくこともとてもおすすめしたい美しい写真集です。

出版社:  Frankel Gallery, Hasselbland Center
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 59ページ
サイズ:  26.8 x 25cm
状態:   新刊

販売価格

4,100円(内税)

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