ダグラス・ゴードン【I Had Nowhere to Go】

ダグラス・ゴードン(Douglas Gordon 1966年 - )スコットランド・グラスゴー出身の芸術家。現在は、ドイツ・ベルリンを拠点に活動を行う。映像を中心に、写真、インスタレーション、パフォーマンスなどを制作。既存の映画をスローモーションで編集し異なった意味を齎すなど、独自の技法で、現代の心理や社会を見据える作品を展開する。Glasgow School of Art、Galsgow Slade School of Fine Art, Londonで学ぶ。1996年、ターナー賞を受賞。1997年には第47回ヴェネチアビエンナーレに参加。1998年、ヒューゴ・ボス賞受賞。《ジダン:神が愛した男》(2005)をフィリップ・パレーノと共に製作。2008年には、京都近代美術館にて、一日限りのライブ・パフォーマンスを行った。

本書は、2017年7月16日から8月14日まで、ドイツ・カッセルで開催のドクメンタ14を機に刊行されました。ダグラス・ゴードンは、現代の最も重要なビデオアーティストの一人です。作品「I Had Nowhere To Go」は、ドクメンタ14に非常に特別な貢献をしました。重要な映画制作者ジョナス・メカスの文学雑誌に基づいたゴードンの映画は、メカスがナチスから逃れるためにリトアニアの家から逃亡し、その後どのように過ごし逃亡し続けたのかを描いています。避難所で何年も過ごした後、アメリカに移住していますが、ゴードンの映画は、単なる再話や翻案ではありません。それは、メカスの印象的な一冊に対する彼の芸術的な反応と残虐的な行為を記録するための一つのアプローチです。
本書には、ジョナス・メカスのテキストの抜粋と厳選された映画のスチール写真が掲載されています。

出版社:  Kerber
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 320ページ
サイズ:  21.5 x 16 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版160点
刊行年:  2017年
ISBN:   9783735603661

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8,580円(内税)

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