ジュリー・メレツ【Liminal Squared】

ジュリー・メレツ(Julie Mehretu 1970年 - )エチオピア・アディスアベバ出身の現代アーティスト。幾つものレイヤーを重ねた、社会政治的構図の累積とその影響を抽象化した図面のような大型絵画作品で知られている。1977年に政治的混乱を避けるためアメリカ合衆国・ミシガン州に移住。同州のKalamazoo College にてBAを取得、その後セネガルのCheikh Anta Diop University (UCAD)で1年を過ごしたのち、ロードアイランド州のThe Rhode Island School of Designで学び、1997年にMFAを取得。2001年より、Walker Art Centerを始め数多くの美術館やギャラリーで展示を行なっている。作品は、世界の主要な美術館に収蔵されている。

本書は、2013年にイギリス・ロンドンで開催されたメレツの同国での初個展を機に、White CubeとMarian Goodman Galleryによって刊行されました。キュレーターDougras Fogleは「相互の繋がりが益々複雑化する21世紀の本質の完璧なメタファーである」と評しています。いくつものレイヤーが重なり合う大型フォーマットのメレツの絵画作品は、正確にそして高い描写技術で描かれる力強い抽象性を特徴として、政治、建築、歴史が私たちの社会的アイデンティティとどのように交わり形成されているのかを表現しています。本書では、タシタ・ディーンと美術史家T.J.Demosによるエッセイも収録。

※弊社取り扱いの【Fukt Magazine no.18 - For Contemporary Drawing】には、ジュリー・メレツの貴重なインタビューが数ページに渡り収録されています。

出版社:  Marian Goodman Gallery
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 127ページ
サイズ:  30.6 x 23.8 cm
状態:   新品
その他:  2013年刊行

販売価格

10,780円(内税)

SOLD OUT



新入荷!