カンディダ・ヘーファー【Spaces of their own】

カンディダ・へーファー (Candida Hofer 1944年 - )ドイツ・ブランデンブルグ出身の写真家。現在は、同国・ケルンを拠点に活動を行っています。アンドレアス・グルスキー、トーマス・ルフ、アクセル・ヒュッテ、トーマス・シュトルートらと同じく、ベルント&ヒラ・ベッヒャーの元で写真を学んだ”ベッヒャー派”の一人でもあります。(1973 - 1982年にデュッセルドルフ美術アカデミーに在籍)
「場所」や「空間」を題材とした作品は1979年頃から始まり、初期は公共施設内のインテリアをカラー写真で撮影しています。その後、インテリア、部屋、動物園などの題材は広がり、また大判カメラを使用し正面から全てにピントの合った人物のいない”空”の空間や場所を”Psychology of social artchitecture”として写しだしました。その後も、様々な「場所」や「空間」を移しています。特に図書館を写した「Libraries」シリーズはよく知られています。
1975年にドイツ・デュセルドルフのKonrad Fischer Galerieにて初個展を開催。現在では、世界の主要な美術館のコレクションに作品を納めています。

本書は、公共シリーズの作品郡としては最新のものとなります。
ヨーロッパ人にとっては特別な場所であるサンティアゴ・デ・コンポステーラへの旅。それは、カトリック教徒にとっての巡礼地をめぐる旅です。この巡礼路は、スペインからフランスからイギリス(海路)から始まります。へーファーの写真も、それらの国のカトリック教に沿った建物から始まり最後は、サンティアゴ・デ・コンポステーラ教会の特別な写真で締めくくられています。
同シリーズとしては、「Libraries」「Louvre」なども取り扱っています。

出版社:  Schirmer/Mosel
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 119ページ
サイズ:  30.5 × 29 cm
状態:   新刊

販売価格

7,050円(内税)

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