本書は、色彩によって繊細な身体の感覚性を比喩的に表現するロイ・マクマキン、キャシー・バタリー、フェリックス・ゴンザレス=トレス、スー・ウィリアムズの4人のアーティストの作品をまとめた一冊。アメリカ合衆国・ボストンのInstitute of Contemporary Art背の展覧会に合わせて刊行されました。
椅子の彫刻が、不在の身体との関係を感じさせるロイ・マクマキン。
陶器の彫刻がまるで小さな身体のように、粘土を形作る官能的な喜びを増幅させるキャシー・バタリー。
キャンディーの山とビーズのカーテンが鑑賞者との接触によって、身体の物質性を比喩的に喚起させるフェリックス・ゴンザレス=トレス。
完全に抽象化された身体の探求し、カラフルな色彩による絵画表現を行うスー・ウィリアムズ。
各アーティストの作品は総勢22名の詩人の詩と共に構成され、独自のキュレーションで感覚的な色彩のテーマを紹介する一冊となっています。
出版社: Hatje Cantz
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
ページ数: 136ページ
図版: 50点
サイズ: 24.3 x 17 cm
状態: 新刊