ハンナ・リッゲン【Hannah Ryggen】

ハンナ・リッゲン(Hannah Ryggen, 1894 - 1970)は、スウェーデン生まれのノルウェーのテキスタイルアーティストです。 彼女はノルウェーのフィヨルドの小さな農場に住み、地元の植物で糸を染め、夫である画家ハンス・リッゲンが組み立てた垂直織機を使用し、独学でタペストリー制作に取り組みました。彼女は、第二次世界大戦前および第二次世界大戦中に、ファシズムとナチズムに対して過激な政治的声明を出しました。
1935年に制作され、ムッソリーニのアフリカへの侵攻を描いたタペストリー『エチオピア』は、1937年のパリ万博にて、ピカソの『ゲルニカ』の隣に展示されました。
1962年にストックホルムで個展を行い、1964年には、ノルウェー初の女性アーティストとしてベネチアビエンナーレに参加しています。
約100点のタペストリーを残したリッゲン。ノルウェーの民俗芸術の伝統と、具象と抽象が巧みに合わさった彼女の作品は、近年、スカンジナビア芸術における重要なアーティストとして国際的に注目され、評価が高まっています。

本書は2019年秋に出版の、これまであまり知られてこなかったリッゲンの作品と人物像を包括的にまとめた書籍になります。著者は、かつてノルウェー・ビデオ・アートアーカイブの主任研究員を務め、現在、美術評論家、キュレーター、作家として活動し、リッゲンの専門家でもあるMarit Paasche。Paascheは、リッゲンの大胆な主題と、彼女の人生と信念、抽象化と形象の特定のバランスなどを探求します。社会的・政治的関与、視覚的な力強さとユーモラスさ、個人的な率直さなどを兼ね備えた魅惑的なリッゲンの作品を詳細に読み解く一冊となっています。


出版社:  Thames & Hudson
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:  24 x 16.5 cm
ページ数: 288ページ
図版:   122点
状態:   新品

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