ヨハネス・イッテン【Johannes Itten and Thun:Nature in Focus】

ヨハネス・イッテン(Johannes Itten, 1888 - 1967)スイス・ベルン出身。バウハウスでの独創的な活動で知られる、スイスの画家、デザイナー、教育者、理論家、作家。1904年から1908年まで小学校の教師としての訓練を受け、ジュネーブとベルンで芸術を学ぶ。その後ウィーンで美術学校を開設し、創造性を重視した造形教育をスタートさせる。1919年、ヴァルター・グロピウスの招聘を受け、バウハウスのマイスターとなり予備課程を担当。また、7種類のコントラストから色彩を理論化し、独自の色彩論を記した『The Art of Color』を出版。ワイマール・バウハウスの中核として革新的な教育の基礎を築きながらも、グロピウスとの意見の対立から1923年に辞任。その後、ベルリンで小さな芸術と建築の学校を設立し、閉鎖される1934年まで教育に携わりながら、作品制作を行行った。

本書は、バウハウスの巨匠ヨハネス・イッテンの初期の制作を紹介した一冊です。スイスのベルン州にあるトゥーン。そこは、イッテンのアーティストとしての始まりの場所です。しかしながら、このトゥーンの町や湖と彼の密接な関係を知っている人は、ほとんどいません。この町とその周辺での経験を通して、彼の芸術概念と抽象表現への決定的な衝動を得ました。
彼の初期の作品おける自然表現の例により、この書籍は、彼がどのようにして自分自身を発見したかを学術的に深く示しています。非常に個人的で、そして後に国際的な評価を得た彼の芸術と絵画へアプローチしたもので、さらには、自然の絵画的変容を後期の作品にまで広げて紹介しています。

出版社:  Hirmer
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 192ページ
サイズ:  28 x 21 cm
状態:   新品
その他:  図版152点

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4,900円(内税)

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