ローレンス・ウェイナー【Wherewithal】

ローレンス・ウェイナー(Lawrence Weiner 1942年 - 2021年)アメリカ・ニューヨーク出身の芸術家。1960年代のアメリカのコンセプチュアル・アートを代表する一人でもある。ポスト・ミニマリズムからコンセプチュアルアートのアーティストとして、ロバート・バリ−、ジョセフ・コスース、ソル・ルウィットなどと共に挙げられる。初期は、絵画や彫刻の制作していましたが、60年代後半から自分の芸術を「インフォメーション」と称し、文字のみを用いた作品を制作。1968年に法律用語を使用し、3つの短文と序文で自分に芸術意図を表明した作品は特に知らレている。(1: The artist may construct the piece. 2: The piece maybe fabricated. 3: The piece need not built. Each being equal and consistent with the intent of the artist the decision as to condition rests with the receiver upon the occasion of receivership.) 用いる文章は、日常の会話・文学・メディアなどから引用され、誰もが簡単に読め、会話を始めたり考えたりするきっかけとなるよう意図されている。1970年初頭以降は、ビデオ、映画、書籍、彫刻、パフォーマンス、インスタレーション、グラフィックを使用した様々な作品を展開。2007年以降は、勢力的に芸術家/音楽家などと共にプロジェクトにも参加した。

本書は、2017年6月にオーストリア・ブレゲンツのKunsthaus Bregenzにて開催の展覧会を機に刊行されました。
ウェイナーの大規模な大文字で書かれるテキストの絵画的であり彫刻的な作品は、鑑賞者に直接語りかけます。長い間、現代メディアの影響を研究する美術史家のNazli GulekとRainer Matzgerは、寄稿の中で、ウェウナー自身のアウトプットだけでなく、様々な視点から、数十年間、一貫して追求された作品について調査しています。また、この展示の背景にあるコンセプト、特に新たに制作された作品にも焦点を当てています。書籍のデザインは、ローレンス・ウェイナー自身によるものです。


出版社:  Walter Konig
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:  30 x 24 cm
状態:   新品
ページ数: 160ページ
刊行年:  2018年
ISBN:   9783960980476

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