ジョルジュ・モランディ【Giorgio Morandi】

ジョルジュ・モランディ(Giorgio Morandi 1890 - 1964年)イタリア・ボローニャ出身。20世紀のイタリア美術史において重要な画家の一人。多くの芸術運動が起こる中で、生涯に渡り特定の画派や運動に入らず静物画・風景画の独自のスタイルを確立した。生涯のほとんどを故郷ボローニャと近郊の避暑地で過ごし、絵画研究のためローマ・フィレンツェを訪れた。初期には未来派や形而上絵画に少しながら接触があった。(デ・キリコ風の作品を残している)1950年以降、国際的な展覧会に出品を機に世界で知られる画家となる。1993年イタリア・ボローニャにモランディ美術館が設置された。ここ京都の京都国立近代美術館でも1990年に大規模な個展が開催された。

1930年代にアントニオ&マチルデ・カタネーゼはモランディ作品を入手し、その後のモランディの名声に貢献した最初のコレクターとなりました。
本書で紹介される彼らのコレクション(The Catanese Collection)は、モランディの活動期をほぼ網羅しており、所蔵品には幅広い技術とテーマの広がりを見ることができます。1914年から1959年の間に制作された15点の絵画作品、そしてモランディのテーマである「静物画」「風景」「花」の3つの水彩画、1914年の自画像などもご覧いただけます。
このコレクションの重要な部分のもう一点は、ほぼ完全な一連のエッチング作品です。作品は、調査の対象となっており、The University of Urbinoによって修復と保存が行われ、その結果も本書に記録されています。

出版社:  Silvana Editoriale
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語、イタリア語
サイズ:  30 x 24 cm
状態:   新品
ページ数: 240ページ
その他:  カラー図版215点、クロス装丁
刊行年:  2023年
ISBN:   9788836650422

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