ジャスパー・ジョーンズ【Light Bulb】

ジャスパー・ジョーンズ(Jasper Johns 1930年 - )アメリカ合衆国・ジョージア州出身の芸術家。同国を代表する芸術家の一人であり、ネオダダやポップアートに大きな影響を与えた。特に、ダーツの標的、アメリカ国旗、アメリカ50州の地図、数字やアルファベットの文字などをモチーフに、絵画で再現した作品で知られている。1950年代半ばより、日常から切り離された芸術を意図的に避け、一般的なモチーフを採用している。ダダや抽象表現主義の多様な例を参考に、ロバート・ラウシェンバーグとともに、自伝、不敬、哲学的な関与を示唆する芸術を制作。記号論や認識の探究は、その後も多くの芸術運動に影響を与えている。

ジャスパー・ジョーンズの作品の根底にある主題は、表現される対象ではなく、私たちが対象をどのように認識し、ラベル付けし、分類するかについての調査です。
プリンストン、サンディエゴ、シアトルを巡回する巡回展に合わせて出版され本書は、アーティストが 20 年以上にわたって探求してきたイメージとしての「電球」の重要性を検証します。ジョーンズの最初の彫刻である Light Bulb I の主題である電球は、1958 年に彼がニューヨークのレオ・カステリ画廊で最初の展覧会を行った年に作成され、彼の長いキャリアの中でさまざまなメディアに登場してきました。
電球を主題とした彫刻と関連するドローイング、版画 (アーティスト自身のコレクションからのドローイングと修正された版画を含む) を初めて集めたこの書籍では、単一のイメージを通してジョーンズの実践を調査し、二次元作品と三次元作品の間の重要な関係を明らかにします。
サンディエゴ現代美術館の主任キュレーターである Stephanie Hanor 博士によるエッセイ、ジョーンズの元スタジオ アシスタントのMark Lancasterによる電球彫刻の制作に関する個人的な物語が含まれています。

出版社:  MoCA San Diego
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 96ページ
図版:   40点
サイズ:  17 x 24 cm
状態:   新刊
刊行年:  2008年
ISBN:   9780934418690

販売価格

4,000円(内税)

SOLD OUT



新入荷!